【Q&A】お客様からの質問<2021年9月分>
■ピックアップ《Q》■
「セレクション薔薇」を地植えのバラに使用していますが、雨に当たらないせいかいつまで経っても肥料の形が残っています。株元から何十センチに置くのが最適でしょうか。
——————————————————–
A:枝張りの外側に置いていただくのが効果的です。
——————————————————–
肥料に直接雨が当たらなくても、降雨などで地面が湿っているようでしたら、肥料は徐々に溶けだして地面に浸透していきます。
葉色が薄いなど、肥料が足りない様子が見られるようでしたら、意図的に潅水等を行っていただいてもよいかと存じます。
また、肥料の成分は新しい根から多く吸収されます。樹木の場合、株元近くより、枝の先端直下あたりに根の先端が多くあります。枝張りの外側に置いていただくのが効果的です。
Q.秋雨や梅雨の時期になると、庭にまいた肥料がカビっぽくなります。有機肥料なので仕方がないとは思いますが、対処法があれば教えてください。
——————————————————–
A:見た目が気になるようなら土に埋めてご使用ください。
——————————————————–
カビのように見えるのは、植物や土壌を活性化させる肥料の醸成菌です。湿度が高い場合や風通しがあまり良くない場合などに、肥料の表面に現れやすくなります。
そのままご使用いただいても生育には問題ございませんが、環境によってはさらに広がっていくことも考えられます。いったん古い粒を取り除き、新しい粒を土の中に埋める、または、溶かして液肥にして与えることをおすすめいたします。
Q.マルチング材のおすすめがあれば教えてください。土は「バイオゴールドの土」と「バイオゴールドの土ストレスゼロ」を使用しています。
——————————————————–
A:次の理由からマルチング材の使用をおすすめしていません。
——————————————————–
「バイオゴールドの土」も「バイオゴールドの土ストレスゼロ」も、マルチング材を使用しない状態でお育ていただけるよう設計しております。
マルチングによって、土そのものの乾き具合が分かりづらくなったり、株元が蒸れ生育不良や病害虫被害の引き金になったりなどが考えられます。
また、追肥を与える際もマルチング材を退ける手間がかかる場合もあります。
Q.「バイオゴールドのニーム」はカミキリムシに効果はありますか?「バイオゴールドのニーム」以外でも何か効果があるものがありましたら教えてください。
——————————————————–
A:効果を期待するのは難しいです。
——————————————————–
「バイオゴールドのニーム」は天然のものですので、薬剤でも殺虫が難しい甲虫類、大型の虫に対しては有効ではありません。
バイオゴールドのラインナップでお役に立てることがあるとしたら、土壌環境を整え、定期的に肥料や活性液をあたえて樹勢をよくすることです。樹勢が弱いものは、被害を受けやすかったり、被害にあった際のダメージからの回復がなかなかできなかったりするためです。
参考:カミキリムシ基本情報
成長のカミキリムシは5〜7月頃に現れ、枝や幹の表面をかじって孔をあけ、その中に散乱します。ふ化した幼虫は樹の中をトンネルを掘るように食害します。成虫を見かけた際は、捕殺を。幹の下に木くずを見かけたら、内部で幼虫が育っている可能性があるので、専用の薬剤を散布します。幼虫は枯死木でも育ちますので、枯れた木はそのままにせず処分を。
▼過去のQ&Aを見てみる▼
・2021年01月
・2021年02月
・2021年03月
・2021年04月
・2021年05月
・2021年06月
・2021年07月
・2021年08月
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
メルマガコラムは、バイオゴールドのメールマガジンで更新情報をお知らせします。まだご登録をされていない方は、こちらから▼
>>バイオゴールドのメールマガジンご登録ページ
【公式】インスタグラムでも更新情報をお知らせしています。皆様からのフォローお待ちしております▼
>>バイオゴールド【公式】インスタグラムはこちら
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※この記事は2021年9月27日現在の情報をもとにしています
※外部サイトへのリンクが切れている場合がございます。ご了承ください。