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【SDGs】実は30年以上前から始まっていた、バイオゴールドのグリーンインフラ、SDGsの取り組み。

■グリーンインフラの推進が持続可能な社会をつくる

グリーンインフラとは自然環境の持つ力を社会の課題解決に活用する考え方で、欧米では1990年代後半から使われるようになった言葉です。日本にこの用語が登場したのは2015年、国土交通省が発表した国土形成計画(p43)でした。

その中で、‘’社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能(生物の生育・生息の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制等)を活用し、持続可能で魅力ある国土づくりや地域づくりを進めるグリーンインフラに関する取組を推進する“と位置づけられています。

日本ではまだ馴染みの薄い言葉かもしれませんが、グリーンインフラはSDGsにもつながる取り組みとして注目されつつあります。そこでSDGsに取り組むタクトが考える「グリーンインフラ」について、ご説明します。

グリーンインフラって何?

一つの取り組みが「環境」「地域振興」「防災・減災」など複数の効果を得られることもあります。例えば山口県で行なわれた、地域のホタル復活の取り組みは、有数の観光地の発展へとつながるなど「環境・地域振興」に貢献した事例もあります。

グリーンインフラの一つとして位置づけられる「環境」の取り組みは、SDGsとの親和性が高く、SDGsの目標を実現するための基盤になると考えられています。

SDGs17の目標
6安全な水とトイレを世界中に 13気候変動に具体的な対策を 14海の豊かさを守ろう 15陸の豊かさも守ろう

■ただ緑化を進めるだけではグリーンインフラとはいえない

ではグリーンインフラの取り組みのもと、「社会の緑化を進める」ことがグリーンインフラの取り組みかというと、そのように簡単なことではない…と私たちは考えています。

例えば、山や河川の緑化を進めることで、水は大地に流れ込み集中豪雨による水害を防ぐことにつながったり、都会の緑化がヒートアイランド現象の緩和につながったりします。しかしそれは「ただ、緑化を進めること」で叶うわけではないのです。緑が一時的に増えたとしても生態系が整っていなければ、持続することができず、その効果は半減してしまうからです。

つまり「植物が育つ→動物や微生物と共存する→土が育つ」という生態系を整えることが真のグリーンインフラといえるのではないでしょうか。そのためには、有機肥料を使って植物を育てることで虫や動物と共存し、さらには土壌動物や微生物の力を借り、土そのものを育て植物が生き続けるという「自然界の循環と調和を守る」ことが大切なのです。

バイオゴールドは自然界の循環と調和を守っています。
バイオゴールドは自然界の循環と調和を守っています。

■グリーンインフラ先進地域北海道にも注目された『バイオゴールドの土ストレスゼロ』

日本では「グリーンインフラ」という言葉はまだ浸透していません。しかし「グリーンインフラ」につながる取り組みを行なっている地域や企業はすでにあります。特に北海道は、グリーンインフラの先進地域であり、「防災・減災」につながる取り組みを行なっています。そんな取り組みを進める方々に、興味を示していただいているのが、私たちの作り出す製品です。

私たちの製品の多くは「微生物の力を借りて土を育て植物を育てる」オーガニック資材。まさにグリーンインフラをサポートする製品だからです。現在は、その想定実験を繰り返しているところです。

その一つが『バイオゴールドの土ストレスゼロ』です。

一般的な培養土は、短時間でも水が溜まり、場合によってはあふれだし根が呼吸できなくなってしまいます。結果、植物は枯れてしまい、自然環境を持続させることができません。

一方『バイオゴールドの土ストレスゼロ』は、想定以上の集中豪雨が起きても水が溜まらないので、根は常に呼吸ができ、元気な状態を維持できます。つまり、植物も守られ、自然環境を持続させることができるのです。

■タクトのこれまでの取り組みが、グリーンインフラでありSDGsであった

私たちは創業当初から「生きた土壌を未来につなげる」という想いで製品づくりを行ない、園芸業界や造園業界に新たな風を吹き込んできました。

▼30年以上前に始めた「松枯れ対策」もその一つです

バイオゴールドによる松枯れ対策はなぜ他と違うのか?土壌改良による樹勢回復で解決する理由 (*バイオゴールドプロフェッショナル専用サイトが開きます)

当時当たり前とされてきた「薬剤散布と伐採」は、グリーンインフラやSDGsといった観点からはほど遠い解決策です。しかし私たちが行なった「樹勢回復と土壌改良」は明らかに違いました。

タクトが進めるSDGsは、「自然の素材と独自の技術力で地球を守り続ける」ことが根底にあります。30年以上前から一貫して続けてきた取り組みそのものが、グリーンインフラであったと再認識しているところです。これからも、この姿勢を変えることなく、新たな技術や製品開発を通じて、グリーンインフラの推進、SDGs目標達成のため、邁進いたします。

【参考資料】

▼国土交通省「グリーンインフラ推進戦略」

https://www.mlit.go.jp/common/001297373.pdf

▼国土交通省「国土形成計画(全国計画)平成27年8月」

https://www.mlit.go.jp/common/001100233.pdf

▼国土交通省「グリーンインフラストラクチャー」

https://www.mlit.go.jp/common/001303750.pdf
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