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【連載】生物達が「土を豊かにする」ってどういうこと?~土壌の微生物編~

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バイオゴールドのお客様アンケート等で寄せられた土に関するお困りごと・お悩み、疑問・質問から生まれたコラムです。バイオゴールドの研究開発機関R&Dセンターの研究スタッフ 南田が、皆さまの土いじりライフが今よりもさらに楽しいものになることを願い、土に関するいろいろなことを綴ってまいります。ご参考にしていただけましたら幸いです。
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土の中の目に見えないたーっくさんの微生物たち。彼らも土をよくする働きを担っています。しかし、土表面にカビがフワフワ、きのこがニョキニョキ、なんとなくカビ臭かったり…。虫たち同様、土の微生物には、あまり良い印象はないかもしれません。

まれに植物の病気を引き起こすなど、好ましくないものもいるのですが、大多数の種類は静かに静かに、土の中に棲んでいます。「微生物」という一括りの中に、異なる生活をしているたくさんの種類が存在しています。実際、土の微生物の種類は、まだまだ発見されていない·よくわかっていないものの方が多いんです!

では、そんな土の微生物たちは豊かな土とどのような関わりをしているのでしょうか?

と言うことで、連載企画「土いじりが楽しくなるお話」4回目のテーマはこちらです▼

生物達が「土を豊かにする」ってどういうこと?
―土壌の微生物編―カビたちにも役割が!?

まず、土壌の微生物たちは、ムシたちと同様に有機物を分解して植物栄養の形に変えている種類がいます。また、落ち葉を腐葉土に変えるような、土を豊かにする働きをして団粒の生成に一役買っている種類もいます。
 
土壌微生物の働きは、その他に、植物栄養を土に保持する働きをしていたり、植物の生育を促進する成分を植物に提供していたり、小さい生物の餌になったりと様々です。この微生物たちの活動を事細かに追ってゆくと、土を豊かにすることや植物の生育を促進することとは、切っても切れない関係なんです!
 
では、殺菌済みの土もあるでしょ?とか、そんな有益な微生物たちそのものを土に混ぜちゃえばいいのでは?とか、思いませんか?
 
殺菌済みの土の良さは、病気を引き起こしたり、植物を弱らせたりするような微生物が少ないこと。豊かな土を目指すというよりは、種まきや挿木、幼苗の栽培の時など植物が弱い時期を健全に乗り越えられる環境を与えるのが目的の土です。そうした土を使っても栽培を続けていくことで、無菌(少菌)ではなくなります。

また、何か有益な微生物を選んで土に入れても、土の中には他にたくさんの種類の微生物が既にぎゅうぎゅう棲みついてバランスをとっているので、彼らに負けてしまうか、バランスを崩すことにつながります。
とくべつな微生物を用意して働いてもらうより、その場に合った微生物たちがうまくバランスを取っている状態の方が、より理想的。微生物たちの世界も多様性が大事なんです!
 
多様性といえば、微生物の好む気候や環境、餌なども千差万別。
暑く多湿な夏を好む種類や寒い雪の下が好きな種類、硬い樹皮が好きな種類や柔らかく水分の多い組織を好む種類などなど…有機物が分解される過程において好みが合う種類が順番に活躍して、植物が吸収できる栄養まで細かくしたり、腐植や団粒を作ったりしています。土が豊かになるということは特定の種類の微生物だけでは成し得ない変化なんです。
 
なお、有機肥料や腐葉土などの微生物については、有機物を特定の微生物で発酵·分解させてできた成果物の効果が主な目的。微生物そのものに土の中で働いてもらうことではありません。
 
そして、その成果物の効果は、土に棲んでいる微生物の餌になったり活、発化させたり、土の物理性をよくするなどです。もとにした有機物によっても、微生物によっても得られる効果は変わります。有機肥料や腐葉土を使うなら、うまく微生物に働いてもらっているものを利用しちゃいましょう!

【ワンポイント】
バイオゴールドの肥料や活性液は、とくべつな微生物で作っているのと、その有機物の質も厳選し、安定した品質を実現させています!驚きの生育や花つきをもたらす秘密はここにあります。
  

[関連製品]
クラシック元肥バイタルバイオゴールドオリジナルなど
これらは厳選した素材を独自の微生物で発酵させています。微生物の力を借りて、植物の根を刺激·生育促進する成分がたっぷり含まれています!
 
バイオゴールドの牛ふん(※ダイレクト販売限定)
植物が吸収できる肥料成分+土壌改良効果。これも微生物の力を借りています。

[バックナンバーを読む]

【連載第3回】生物達が「土を豊かにする」ってどういうこと?~土壌の小さな生き物編~

【連載第2回】土壌改良で”土が良くなる”ってどういうこと?

【連載第1回】なぜ土作りはテキストによって言っていることが変わるの?


【こぼれ話】
セラミックや石のような”カビの出にくい”とされる植え込み材料であっても、完全に”無菌”ではありません。カビの発生は設備の整った無菌室などでない限り、完全に防ぐことはできません。発生を防ぐには、風通しを良くして空気を動かしたり、陽にあてたり、じめじめ環境をなくすようにしてみたり、工夫をしてみてください。
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※この記事は2021年2月25日現在の情報をもとにしています

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