【連載】土壌改良で”土が良くなる”ってどういうこと?
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バイオゴールドのお客様アンケート等で寄せられた土に関するお困りごと・お悩み、疑問・質問から生まれたコラムです。バイオゴールドの研究開発機関R&Dセンターの研究スタッフ 南田が、皆さまの土いじりライフが今よりもさらに楽しいものになることを願い、土に関するいろいろなことを綴ってまいります。ご参考にしていただけましたら幸いです。
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バイオゴールドからではなくても繰り返し聞こえてくる「土を良くしましょう、土壌改良しましょう、土壌改善しましょう」というメッセージ。
でも、「土が良くなる」ということは具体的にはどんなことなのでしょう?
「良い土」は、植物を育てている私たちにとっては「植物がストレス少なく健やかに生育できる土」だと考えられます。
たとえば畑の土を思い出してみて下さい。野菜が良く育つし、良い土っぽくありませんか?
と言うことで、連載企画「土いじりが楽しくなるお話」2回目のテーマはこちらです▼
土壌改良で”土が良くなる”ってどういうこと?
畑の土は野菜がより良く育つように、時間をかけ手をかけ土壌改良されてきたもの。とくに野菜が毎年のように美味しく育てられる土は、勝手にできたものではなく、作り手が野菜や土に合わせて、こまかくお手入れをして育てた土なんです!より良くお手入れされてきた土はふかふかで、植物の根が良く張るので生育が良いうえ、穴を掘るといった作業も楽に行うことができるようにもなります。
もちろん、もともと土壌改良の効果がでやすい土、でにくい土など特徴は異なりますが、どんな畑でも、ほんとうのはじめは耕したり良質な堆肥を混ぜ込んだりとお手入れをされて成り立ってきたもの。
土を良くするには時間もかかるし手間もかかりますが、それだけ【土を捨てる】なんて考えられない、植物を一緒に育てる大切なパートナーみたいな存在になってゆくんですね。
お庭や花壇や鉢の土も、お手入れをしてあげることで畑の土と同じように、良い土へと育て維持することができます。
逆に、お手入れをしないと、どんどん痩せたり成分バランスが崩れたりして植物の育ちがわるい、施肥や活性液の効果も得られにくい、悲しい土になってしまいます。
そしてうまく育たないから捨てるしかないかと思っても、処分に困るのが土だったり…と思うと、植物を育てる私たちは、土のお手入れを続けて、土に頼もしいパートナーになってもらうのが一番の得策なのです!
…とは言うものの、一般家庭でのガーデニングにおいて「土のお手入れを続ける」というのは、「土いじりが楽しくなる」から遠のいていくように感じる方もいるかもしれません。
でも、大丈夫。バイオゴールドの肥料や活性液を使いながら植物を育てていると、しぜんに土壌の有効菌が増えフカフカでやわらかな土に変化していきます。
なお、このお手入れには、ミミズなどの土壌生物や、腐葉土などに棲みついているような微生物の力など、目に見えないみんなの力も借りて成り立っていることが多くあります。そのため、急速な劇的変化をさせるのは難しい面もありますが、ゆっくり時間をかけて、土が「良い土」に変わってゆくプロセスを楽しむのも土いじりの醍醐味と思いながらお楽しみください。
一方、「捨てられる土」って販売されているのをご覧になったことはありますか?
この土の場合、捨てることが可能になるよう構成されている成分が「ほんものの土」ではなく、土が育つことがないため、1回から数回使用することで植物が育ちにくい土になってしまうことがほとんど。
一年草をひととき楽しむなど限定的に使ったり、土の処分に困ることがわかっている時などでの選択肢の一つとして考えて選んでみてください。
(バイオゴールドの肥料や活性液は「ほんものの土・育つ土」で効果を発揮するため、捨てられる土の場合には効果が発揮しづらい場合があります。)
[バックナンバーを読む]
【連載第1回】なぜ土作りはテキストによって言っていることが変わるの?
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※この記事は2020年11月24日現在の情報をもとにしています
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