【Q&A】お客様からの質問<2020年9月分>
今月もたくさんのご質問をいただき、誠にありがとうございます。
■ピックアップ《Q》■
「セレクション薔薇」を地植えのバラに使用しています。葉が茂っている間は肥料に雨にかからず、しばらく形が残っています。葉が茂ってない場所に肥料を置いても効きますか。株元から何十センチに置くのが最適でしょうか。
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A:枝張りの外側に置いていただくのが効果的です。
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肥料に直接雨が当たらなくても、降雨などで地面が湿っているようでしたら、肥料は徐々に溶けだして地面に浸透していきます。
葉色が薄いなど、肥料が足りない様子が見られるようでしたら、意図的に潅水等を行っていただいてもよいかと存じます。
また、肥料の成分は新しい根から多く吸収されます。樹木の場合、株元近くより、枝の先端直下あたりに根の先端が多くあります。枝張りの外側に置いていただくのが効果的です。
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■その他の質問■
類似している質問が寄せられている場合、質問内容を編集させていただいています。ご了承ください。
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【Q】夏の生育が悪いのですが、何かアドバイスはありますか?
【A】夏の間は活性液で養生と環境の工夫、植え替えの際は土の見直しを。
日本の夏の場合、多くの植物の生育のスピードは緩やかになります。また、夏の暑さの前には梅雨があり、日照不足や長雨の影響で、植物たちの体力は落ちています。夏に生育が悪いと感じるのは、致し方ないこともあるのですが、活性液で養生と環境の工夫をすることで、少し涼しくなってきたときの回復力に差が出ます。
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【Q】夏に肥料をお休みしていた場合、秋の肥料はいつから始めればいいですか?
【A】枝や芽が伸びたり、水切れが早くなったりするのを感じたら開始
真夏の間、一時的に生育が緩やかになっていた植物たちも、晩夏になると秋の気配を感じ取り少しずつ枝や芽を伸ばし始めたり、水の吸い上げが活発になり水切れが少し早くなるようになります。このタイミングで肥料を開始するのが良いのですが、ここまで観察しきれないといった場合は、9月に入り気温が少し落ち着いたら開始とお考え下さい。
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【Q】バラが梅雨から夏の間に元気をなくしていましたが、秋のバラのために肥料は必要ですか?
【A】新芽が伸びているようでしたら、肥料を与えてください。
夏の間、元気がなかったということですが、秋になり新芽が伸びているようでしたら問題ありませんので、肥料を与えてください。
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【Q】秋バラを長く楽しむための肥料の与え方は?
【A】秋の芽出しのための肥料に加え、花後のお礼肥えもしっかりと。
バラの場合、花後に与えた肥料が、次の花のための栄養分となります。四季咲きや返り咲きのバラの場合、お礼肥えをしっかり与えることで、晩秋まで花が楽しめる可能性が高くなります。また、肥料とあわせて活性液を使うことで、新陳代謝が活発になり肥料分の吸収がよくなります。
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【Q】バラがハダニの被害に遭い対策を講じ回復したものの、葉色が薄いままです。肥料を与えたほうが良いでしょうか。
【A】葉色は戻りません。新芽に期待を。
ハダニの被害を受け葉色が悪くなった場合、元に戻ることがありません。新しい芽を出し、元気な葉をつくることが大事です。新芽を出すにはエネルギーが必要ですので、肥料を与えてください。活性液をあわせてお使いいただくと、肥料分を効率よく吸収させることができますので、おすすめです。
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【Q】いつもバイオゴールドの液体製品を混合して使っています。時期によって使わなくて良いものがありますか?
【A】時期によって、お休みしていただくものがあります。
液体肥料(ヴィコント564/ヴィコント064/オリジナル液肥)は、休眠期(生育をお休みしている時期)はお休みしてください。理由としては、与えても肥料分の吸収が少なく期待する効果(新芽を出す/株を太らす/花芽をつくる等)を得られないためです。
また、生育や株の充実に重点をおきたいときは、ヴィコント564を与え、ヴィコント064はお休みします。大きく育てずに、花付きをよくしたい場合は、ヴィコント564はお休みして、ヴィコント064を与えます。
活性液(バイタル/バイタルV-RNA)は、年間を通してお使いいただけます。
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【Q】この夏に、バラが黒点病で葉がほとんど落ちてしまいました。ラクに新芽を増やす方法があれば教えてください。
【A】固形肥料に加え、「ヴィコント564」と「バイタルV-RNA」の混合液を。
固形肥料(セレクション薔薇/オリジナル)を与えていれば新芽を出すためのエネルギーにはなりますが、短い秋に素早く効果を発揮させるには、液体肥料がおすすめです。「ヴィコント564」は生育を加速させる効果があります。そこへ「バイタルV-RNA」を混合することで、さらに生育促進に拍車をかけます。お水やりのついでに週1回程度、根本散布をしてみてください。
★「混合液」と聞くと作り方難しそうに感じるかもしれませんが、化成液肥や農薬とは違うものですので、スポイトなどを使っていただく必要もなく簡単です。ぜひチャレンジしてみてください。
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【Q】発酵を長時間すると虫やカビなどがつかない有機肥料ができるのですか?
【A】発酵度合いで発生度合いは減りますが、排除はできません。
虫やカビは、長時間発酵熟成された有機物よりは、未熟な有機物を好みますので、長時間発酵させた有機肥料にはつきづらくなると考えられます。
しかしながら、有機物が土を豊かにしたり、植物の栄養となる過程には、本来虫やカビの力が働くものだとも考えおり、まったく排除できるものではありませんし、排除するべきでもないと考えております。(排除するには薬品や防腐剤等の力を借りることになるため、バイオゴールドの「製品開発における環境方針」に反するため。)
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【Q】「ヴィコント564」はなぜ販売中止になったのですか?代わる製品は?
【A】一部の希少な天然材料の確保が難しくなりました。後継製品の開発に取り組んでいます。
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【Q】「バイオゴールドバイタル」や「バイタルV-RNA」にはハダニ対策になりますか。
【A】あいにくハダニへの直接の効果はありません。
ハダニはクモの仲間で水に弱いため、霧吹きなどで葉裏にこまめに葉水を与えていただくと予防につながります。その際に、葉水代わりとして「バイオゴールドバイタル」の希釈液を与えていただきますと、葉の色艶が良くなるなどの効果もありますので、おすすめです。こまめに散布できるようであれば、標準倍率よりもうすめに希釈してください。
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【Q】「クラシック元肥」は寒肥としても使えますか。
【A】はい、ご利用いただけます。
地植えの寒肥としてお考えでしたら、「クラシック元肥」とあわせて質の良い牛ふんと腐葉土もご一緒にお使いいただくと効果的です。
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【Q】「バイオゴールドオリジナル」は、果樹にも使えますか。
【A】はい、ご利用いただけます。
さらに、収穫量を増やしたり、糖度を上げたりといった効果を期待する場合、「バイオゴールドオリジナル」とあわせて「バイオゴールドバイタル」をお使いいただくことがおすすめです。
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【Q】水生植物への追肥はどのように与えれば良いですか。メダカがいても使用可能ですか。
【A】追肥は、土中に埋め込むまたは水中に投げ込んでください。メダカがいても大丈夫です。
溶けだした成分でお水に色がつくのが気になる場合や、コケや藻が出やすくなるようでしたら土中に埋めていただくことをおすすめいたします。
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【Q】「バイオゴールドバイタル」は葉面散布と根元潅水(株元にまく)はどちらが効果的ですか。
【A】どちらでも効果に大きな差はありません。両方やっていただくのが理想的です。
葉への効果を期待するなら、吸収の速さの面からすると葉面散布がおすすめです。
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【Q】ヴィコントの匂いは何ですか。
【A】植物・鉱物を由来とする天然成分の匂いです。
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・2020年7月
・2020年8月
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※この記事は2020年8月31日現在の情報をもとにしています
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