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【連載第10回】ちょっとしたスペースに植物を植えたいときの土作りとは!?

2021-09-21

 

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バイオゴールドのお客様アンケート等で寄せられた土に関するお困りごと・お悩み、疑問・質問から生まれたコラムです。バイオゴールドの研究開発機関R&Dセンターの研究スタッフ 南田が、皆さまの土いじりライフが今よりもさらに楽しいものになることを願い、土に関するいろいろなことを綴ってまいります。ご参考にしていただけましたら幸いです。
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皆さま、こんにちは。
バイオゴールドR&Dセンターの南田です。

お庭の小道沿いとか、家の外構沿いのちょっとしたスペースに、お花やカラーリーフを植えたいと思うことはありませんか?



これまで植物が植えられていなかったこうした場所の大半は、足で踏みつけられたり、工事の際の重機の重みで圧迫されたりして、土がカチカチに固まっていることがほとんどです。

鉢植えくらいの穴ならなんとか掘れそうだからと植物を植えてみても、ぐんぐんと大きくなり理想的な植栽になるというのはなんだか難しそうということは、かんたんに予想できますよね。

実際、このようにかたーく締まった土では、植物を育てる環境としては良くないものなのでしょうか。


ということで、本日はかたーく締まった土で植物を育てることについて、皆さまとご一緒に考えていきたいと思います。



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ちょっとしたスペースに植物を植えたいときの土作りとは!?

固く締まった土で植物は育つのか考えてみよう
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では、改めて、固く締まった土は、植物を育てる環境としては良くないものなのでしょうか。

結論としては、「良くない」です。
それではどうして良くないのか掘り下げていきましょう。

■固い土には根が張りづらい
これは、ビギナーの方でも想像がつきやすいと思います。
固いところに根を張ろうとするのは、植物にとって、大きなストレスになります。根がスムーズに張れないということは、植物の生育もスムーズでなくなります。

また、土表面近くで浅く広く張った根は、乾燥しやすく温度変化も激しい環境のため、すごく枯れやすいのです!固く締まった土に植物を植えたとき、大きくならなかったり、いじけたり、枯れたりする要因のひとつはここにあります。

■固い土は水を持ちにくい
地表が固まっていると、水は地表を流れていってしまい、土の中に水分は浸透しにくいんです。
さらに、締め固まっている土中には隙間が少ないため、水が保持される隙間も多くありません。根も広く張れていなければ、吸える水に接しているところも少ない。となれば、乾燥しやすく枯れやすい、にもつながります。思っているより、土中の水分は動いてくれないんです。

■新鮮な酸素も少ない
隙間が少ないことはイコール酸素も少ない、となります。さらに、土の中の隙間には水が勢いよく引き込まれることによって水分と酸素が引き込まれるため、水が染み込みにくい締め固められた土の中は水も酸素も少ないんです。

というように、やっぱり固く締まった土は植物の栽培には適していないんですね。


 




根が張れる範囲をしっかり土作りするから、なんとか植えたい!という場合は、以下のことを意識して、がんばってみてください!
かんたんに植え穴だけ作って植物を植えた結果、うまくいかなかった事例がたくさんあります。それを回避しましょう!


■なるべく広く深く土づくりする
根を深く張るか、広く張るかは植物によって変わりますが、できれば広く深くがやっぱり理想的。たくさん根が張れると、それだけ乾燥や長雨のトラブルなどにも強くなります!

■水が抜ける道をつくる
表面に固い層があるとか、深くに固い層があって水が抜けない、とわかっているようだったら、まずはその層をがんばって突き抜けてください。そうじゃないと、水が染み込まなかったり深くで溜まってしまったりと、よくない影響を出してきます。

もし、浅いところから深くまで全体的に固い土に植え穴を掘るのであれば、脇に水が抜ける道をつけたり(明暗渠など)、勾配を少しつけたり、場合によっては盛り土やレイズドベッド(★)にするのもおすすめ。固い土に穴だけ開けると、どんどんそこへ水が溜まります。停滞した水は新鮮ではなくて根腐れの原因に!少しでも根の周りが新鮮な水や空気が保持される環境をつくりましょう。



★レイズベッドとは
床面を高くした花壇のこと。日当たりや風通しが良くなるほか、高い位置で手入れができるので作業性も良くなる。


水が溜まる環境改善のご参考に
(外部リンク:バイオゴールドプロフェッショナル専用サイトが立ち上がります)
【土壌改良成功のために】ガーデナーのための排水基礎知識~排水が必要な理由から、排水環境の確保の仕方まで~


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※この記事は2021年9月21日現在の情報をもとにしています